過去記事で、「特定の文言がどのくらい使われているか調べたい」とか、「言い回しや文言を一括置換したい」ということがあったりしませんか?
例えば、
- 言い回しを変更したいとき
- 特定の文章を見つけたいとき
- URLの記載を一括変更したいとき(例:http -> https)
- その他いろいろ
Search Regex は、文字列の置換だけでなく、検索にも利用できるので、便利なプラグインです。
Search Regex でできること
以下のことができます。
- 文字またはタグを検索できる
- 文字またはタグを置換できる
- 検索する文字またはタグを正規表現で指定できる
Search Regex 導入方法
プラグインのインストールと有効化については、「WordPressプラグインのインストールと有効化・停止・削除・更新の仕方」を参考にしてください。
“Search Regex”プラグインのダウンロードリンク -> こちら
Search Regex の設定 と実行
メニュー(「ツール」-「Search Regex」)で設定画面を表示します。
以下の検索・置換条件を設定します。
- Source(検索・置換対象)
- Limmit to(検索・置換対象の上限数)
- Order by(検索・置換結果の表示順)
- Search pattern(検索パターン)
- Replace pattern(置換パターン)
- Regex(正規表現設定)
検索・置換条件を設定後、以下のいづれかを実行します。
- 検索
- 置換
- 置換して保存
検索・置換対象の設定
Source(検索・置換対象)をプルダウンメニューから選択します。
選択できる項目は、以下。
- Comment author(コメントの名前)
- Comment autor mail(コメントのメール)
- Comment author URL(コメントのURL)
- Comment content(コメントの内容)
- Post content(記事の内容)
- Post excerpt(記事の抜粋)
- Post meta value(記事のカスタムフィールド)
- Post title(記事のタイトル)
- Post URL(記事のURL)
検索・置換上限数の設定
「Limmit to」 は、記事を一度に検索・置換する上限数です。
Limmit to(検索・置換対象上限数)をプルダウンメニューから選択します。
選択できる上限数は、以下。
- No limmit(無制限)
- 10
- 25
- 50
- 100
検索・置換結果表示順の設定
Order by(検索・置換結果の表示順)をプルダウンメニューから選択します。
選択できる上限数は、以下。
- Ascending(昇順)
- Descending(降順)
検索及び置換パターンの設定
設定画面上の以下の項目を入力設定します。
- Search pattern(検索パーン:検索または置き換えたい文字やタグ)
- Replace pattern(置換パターン:置き換え後の文字やタグ)
正規表現の設定
検索条件に正規表現を使用する場合、以下の項目を設定をします。
- Regex(正規表現を有効にして検索)
- Case-less(大文字小文字を区別しない検索)
- Multi-line(マルチラインモードを有効)
- Dot-all(ドットオールモードを有効)
検索・置換処理の実行
画面上の3種類のボタン(Seaerch、Replace、Replace&Save)のいずれかをマウスでクリックして、処理を実行します。
Search
「Search pattern」と一致した結果を表示します。
Replace
「Search pattern」と一致した結果を、「Replace pattern」で置き換えた場合の結果を表示します。
Replace&Save
置換を実際に実行する場合に使用します。
「Search pattern」と一致した結果を、「Replace pattern」で置き換えた場合の結果をデータベースに書き込みます。
確認画面の表示はなく、置換処理が実行されます。
ワンポイントアドバイス
「Replace pattern」を空白にして、「Replace&Save」を実行したとき、置換した場所が全て空白に置き換わってデータベースに保存されるため、注意が必要です。(やり直しはできません。データはバックアップから復元するしかありません。)
検索・置換対象数が多い場合、サーバーへの高負荷が懸念されるため、検索・置換対象の上限数を”無制限”に設定しての利用は、控えたほうが良いでしょう。
サーバーによっては、パフォーマンスが著しく低下する場合があります。
また、共用レンタルサーバーでは、他サイトへの影響を発生する場合があるため、注意が必要です。
まとめ
非常に便利なプラグインなので、文言の統一やタグの一括変更に使えます。
便利なプラグインですが、「Replace&Save」では、確認画面がないため、実行するときは注意が必要です。
私は、「Replace」で確認後に、「Replace&Save」を実行するようにしています。 (万が一のことも考え、DBのバックアップもとってます。)
また、作成した記事で共通のキーワードを使用している記事を検索することにより、特定のキーワードが入っている記事の記事一覧の作成に利用できます。
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